煌めく雫のデザインが器の美しさを際立たせる、ロングセラーシリーズ

カステヘルミとはフィンランド語で「露のしずく」という意味。朝日を浴びて、まるで連なる真珠の様に煌めく朝露にインスピレーションを得て、1964年にオイバ・トイッカ氏によってデザインされました。このしずくの部分、元々は製造工程で残った接合部分を隠すためのデコレーションだったのを、トイッカが気に入って、全体にデザインすることになりました。マイナス部分を埋める一つの作業でしかなかったものが、デザイナーの手によって、美しい器のデコレーションへと昇華し、ロングセラーとなって多くの人たちに愛されるなんて、ロマンがありますね。
光に当たるとキラキラして、映る影さえ美しいカステヘルミシリーズ。”シーブルー”は2019年のイッタラのテーマカラーです。多くの湖や海に囲まれたフィンランドは、ウォーターアクティビティを満喫しながら夏を過ごします。深く落ち着いた色の”シーブルー”は、冷たい海に潜った瞬間の爽快さや、絶え間なく続く波に癒さる気分を思い起こさせる、心地良い色です。
口径が11cmとやや小ぶりなボウルは、サラダやヨーグルト、スイーツにもおすすめです。