夏の食卓を爽やかに!上品さと軽やかさが印象的な水色の器
2021/01/26 15:49
こんにちは。うつわマルシェ +plus e ヤナギです。
今日は当サイトで扱っている“陶磁器”について、少しお話します。
"陶磁器"と書くと、途端に堅苦しい印象になりますが、
普段皆さんがお使いになられている食器の多くは、この"陶磁器"にあたると思います。
その他にも木製、金属製、プラスチック製、紙製など、素材は多岐に渡り、その特徴に合わせた使い方も様々です。
陶磁器の中でも代表的なのが“陶器”と“磁器”ですが(他にも炻器(せっき)や半磁器、耐熱陶器などありますが、それはまたいつか。)、こちらもそれぞれ違った魅力があるので、今後少しずつご紹介していきますね。
まずは陶器から。
お店で販売していた頃、よくお客様から「陶器と磁器の違いは何ですか?」というご質問を頂くことが多くありました。
(陶器のうつわ)
原材料が“陶器=土”で、“磁器=石”で異なるのですが、見た目で一番わかりやすいのが、うつわの裏側にある「高台(こうだい)」という、いわゆる食器の足の部分。うつわを支えながらテーブルに接している部分です。↓↓↓
(食器を横から見た画像)
(高台部分の拡大画像)
この円い茶色い部分が高台で、見た目でザラザラしているのが伝わりますでしょうか?触って頂くとよりわかりやすいのですが…。
これが磁器だとつるっとしているのです。↓↓↓
現在は陶器風の磁器製品や、陶器と磁器の素材を合わせた商品も数多くあるので、見分けがつきにくいものもありますが、見分ける一つのポイントとしてご覧になってみてください。ご自宅の食器を触り比べてみても面白いですよ。
実は当サイトの人気シリーズも陶器のうつわが多いんですよね。言わずもがな、すでに皆さんもこの陶器の魅力に惹きつけられているのですね!
滋賀県甲賀市信楽を中心に作られている信楽焼のシリーズです。へちもんとは「ふうがわりなモノ」の意味に使われた信楽の職人言葉がその名のもととなっています。信楽の土のざっくりとした風合いが人気です。伝統産地でありながら、最近はカジュアルなデザインのものも多く、普段使いにもおすすめです。
シンプルかつナチュラルな質感に添える、ローズマリーのレリーフが魅力です。
ひとつひとつ手作りにこだわった温かみを感じられ、和食にも洋食にも使いやすい、リピーター続出のシリーズです。
マットな質感とシックなカラーが料理の引き立て役になること間違いなしです。
上品でシンプルな美しさは、どんな料理にも合う控えめな色合いで、ワンランク上の食卓にしてくれます。
"ぎんはく"
"みずはだ"
"こむぎ"
"こいあい"、そして、"くじゃくあお"。あなたの好きな色、自由な組み合わせで楽しんでください!
陶器という素材はまだまだ奥が深く、魅力も多いので、これからも少しずつご紹介していきますね。
今日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
ヤナギ
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