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2022/05/25 11:00

こんにちは。うつわマルシェのヤナギです。

前回のvol.1ブログで書かせて頂きましたが、先日、初めて紅茶を茶葉から淹れることを決心した私ヤナギ。
今回は紅茶教室での体験談を。紅茶教室って聞いたことあるけど、実際どんな感じ?って思う方に読んでもらえたら嬉しいです。

まずは、紅茶の入り口。そもそも紅茶って何なのか?茶葉の種類はどんなものがあるのか?どこで作られているのか?
などなど、先生に一つひとつ習いました。
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▼初めましての紅茶教室。緊張感を解してくれたのは…アットホームなアトリエの雰囲気と何気ない会話でした。

 
何かの教室に伺うこと自体、約10年ぶりでしょうか。
最寄の千葉県船橋市の薬円台駅から歩く道は、少々緊張気味の私でしたが、古い住居を少しずつDIYでセルフリノベーションして作り上げている紅茶教室のアトリエはなんともアットホームで温かい雰囲気で、随分と心が解れました。

壁には紅茶の産地のスリランカの地図、キッチンには自ら塗ったというアクセントカラーの壁に、カラフルなエプロンが掛けてあって、おしゃれな空間でした。
 
 
照明もキラキラして素敵です。我が家のリビングにも付けたいくらい。。。
 
窓辺にディスプレイされた紅茶関連の書籍を眺めながら、当日ご一緒した方とも話が弾み、緊張からワクワクへ気分があがったところで、いよいよ教室スタートです!


▽紅茶について教えて頂く先生はこの方

 
◆紅茶教室 tea&me 主宰 
◆ティーコンシェルジュ 松下美和子 氏
セイロンティーをメインに、各種紅茶の淹れ方や産地の特徴など、初心者にもわかりやすく丁寧な講義が好評。お菓子作家の綱島智華氏とのユニットTea picnicでは、都内近郊、千葉県で紅茶教室・紅茶イベントを定期開催。


▼教室のウェルカムドリンクは、見た目も味も爽やかなティーソーダ

 
簡単な紹介の後、松下さんが出してくださったのはウェルカムドリンクの『手作りティーソーダ』。(写真右のグラス)
ティーソーダ自体、私は初めてだったのですが、優しい炭酸と爽やかな香りと味に、口の中がスッキリとして気持ちよくいただくことができました。こちらは500mlペットボトルに、ティーバッグ2個を入れて一晩置くだけの簡単ティーソーダ。これから暑い季節にはピッタリのドリンクですね!我が家でも早速トライできそうです!


▼学生時代、1客のティーカップから始まった先生の紅茶への道

 
人それぞれ、いろんな紅茶との出会いはありますが、松下さんは学生時代に出会った1客のティーカップが始まりなんだとか。レトロなデザインのスイマーのティーカップ。乙女心をくすぐる可愛いデザインですね。このカップに一目ぼれしてからというもの、それから毎朝紅茶を淹れるようになったそうです。何かに夢中になるきっかけが食器だったなんて、器を販売している私にはとても感慨深いエピソードでした。


▼紅茶も緑茶もウーロン茶もみんな兄弟!?

 
松下さんの娘さんが手描きされたシートを参考にしながら、いよいよ本題へ。
そもそも『お茶って何?』というところから。

あまり深く考えたことありませんでしたが、実は、紅茶も緑茶もウーロン茶も、もともと同じ茶葉から作られる兄弟なんだとか。
知りませんでした!茶葉の発酵の度合いによって、その種類が分けられるそうです。


▼同じ産地の中でも、山の標高や地方によって味も香りも違う、奥深き紅茶の世界。

 
一口に紅茶と言っても、様々な国、山、地方で作られ、それぞれその土地特有の味や香りが楽しめるとのことで、初心者にもわかりやすい解説をして頂きました。ウバ、ルフナ、など何となく耳にしてことがある単語です。利き酒ならぬ、利き紅茶したら楽しそうですね。


▼今回淹れ方を教えて頂くのは春が最も旬だと言う“ニルギリ”。どんな紅茶ですか?

 

松下さん:旬のニルギリ紅茶は1月から2月頃収穫され、春頃お店に並びます。南インドが産地のニルギリは、渋みが少なく柑橘を思わせる香りが特徴でとても飲みやすい紅茶です。


なるほど。柑橘好きな私の好みを知っている友人が勧めてくれたのも納得です。



▼ティーバッグでしか淹れたことがない初心者が、初めてリーフの紅茶を知る

 
私ヤナギは、初心者なので、そもそも“リーフ”って何ですか?というところから始まります。いつものティーバッグではなく、所謂〈葉っぱ〉の状態のことですね。

今回は3種類の紅茶の茶葉をご用意して頂き、その違いについて教えていただきました。
 
ヤナギ :葉っぱの種類について教えてください。

松下さん:大きく分けると3種類あります。今回は、それぞれの茶葉を用意しましたので、順にお話していきますね。

 

∇オレンジ・ペコー

松下さん:見た目は大きな葉っぱです。「Orange Pekoe」と書くので略して「OP」とも呼ばれます。紅茶のやわらかな味わいを楽しめるストレートティーがおすすめです。



∇ブロークン・オレンジ・ペコー
 

松下さん:細かく砕けた葉っぱの状態です。「Broken Orange Pekoe」を略して「BOP」と呼ばれます。短い時間でどんどん味が出ますので、ティーバッグに良く使われます。ストレートティーでもミルクティーにしてもおすすめです。



∇CTC(シーティーシー)
 
松下さん:CTC は   つぶして     crush
                    引きさいて tear
                    丸める        curl
作り方の頭文字が名前になっています。小さな丸いコロコロとした形の茶葉で、短時間で味が出ますので、ストレートティーだとちょっと渋めです。こちらは是非ミルクティーで楽しんで頂きたいですね。


紅茶の茶葉にもいろんなタイプがあるのですね。私がいつも飲むティーバッグに入っているのはブロークン・オレンジ・ペコーだそうです。紅茶のパッケージに書いてあったりするそうなので、見比べてみて好みの紅茶を探してみたいと思います。

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さて、次回はいよいよ紅茶の淹れ方~実践編~です。教室のお部屋全体に広がる紅茶のいい香りを今でも思い出せるくらい、素敵な体験をさせて頂きました。

この続きは次回へ…

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ヤナギ

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