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2022/11/02 10:15


こんにちは。うつわマルシェのヤナギです。

11/1は「紅茶の日」というのはご存じでしょうか?大黒屋光太夫が日本人として初めて海外のお茶会で紅茶を飲んだ日なのだそうです。今から230年も前のお話ですが、日本の紅茶文化の始まりなのかと思うと感慨深いですね。

そんな紅茶の日にちなんで、ちょっと間が空いてしまいましたが、春に伺っていた紅茶教室でのレポをご紹介します。
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紅茶コラムVol.1Vol.2と紅茶教室や紅茶そのものについてお話を伺ってきましたが、いよいよ実際に紅茶を淹れていきます。
 
わからないことだらけな私でしたが、先生に一つひとつ丁寧に工程を説明して頂き、とても美味しい紅茶を淹れることが出来ました。

※今回は撮影用にテーブル上のアクリル板を外して頂いていますが、普段は仕切って教室を開催されています。
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▼紅茶の淹れ方について教えて頂く先生はこの方

 
紅茶教室 tea&me 主宰 
ティーコンシェルジュ 松下美和子
セイロンティーをメインに、各種紅茶の淹れ方や産地の特徴など、初心者にもわかりやすく丁寧な講義が好評。お菓子作家の綱島智華氏とのユニットTea picnicでは、都内近郊、千葉県で紅茶教室・紅茶イベントを定期開催。

今回は千葉県船橋市のアトリエにて、『初めての紅茶教室』を開催して頂きました。

▼いよいよ実践!まずは基本的な淹れ方を学びます。

 
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<準備するもの>
・紅茶の茶葉
・ファースト・ポット(今回は蓋に茶漉しが付いているタイプ。無い場合は別途茶漉しを準備)
・セカンド・ポット(茶漉しはなくてもOK)
・カップ
・沸かしたてのお湯
・タイマー(スマホのタイマーが身近で便利)
・キッチンスケール(測り器)
・茶さじ(普段使いのスプーンでOK)
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先生にご用意して頂いた道具を使って、いよいよ紅茶を淹れていきます。ポットやカップを事前にお湯で温めておきます。温め用のお湯を出したファースト・ポットをキッチンスケールに乗せ、茶葉を測って入れていきます。ポットの中で広がる紅茶の香りをかがせて頂きました。
 
私の好きな柑橘系の香り。思わずほ~っと深呼吸です。
そして今回お借りした茶さじの何と可愛らしいこと!左端はスリランカ(紅茶の産地国)の形になっています。小道具が可愛いと、淹れる時にもテンションが上がりますね!
 

▽茶葉を入れたら、勢いよく沸き立てのお湯を注いで、ジャンピング!

 
 
“ジャンピング”という言葉、聞いたことあります。熱々のお湯の中でゆらゆらと茶葉が舞っていました。これでお茶の味が抽出されるのですね。良い香りが漂ってきました。タイマーで抽出時間を測っている間はティーコジー(ポットカバー)を被せて保温します。この間はしばしのおしゃべりタイム。こういうゆったりとした空気感の中での他愛ないおしゃべりは、ここ数年久しく無かった時間なので心が和みました。
 


▽時間が来たら、セカンドポットへ移します。

 
十分に抽出出来たら、ゆっくりと次のポットへ移します。そうすることで、紅茶の味が均一になり、茶葉のエグ味も出ずに最後まで美味しく飲めるそうです。

▽温かいうちにカップへ注ぎ、頂きます。

 
事前に温めていたカップへ注ぎます。しっかりとした濃い色味でしたが、くせもなく、すっきりとした味でとても私好みでした。私の好みを知る友人がおすすめしてくれた理由に納得です。


▼番外編:紅茶とお菓子のマリアージュ より楽しみが広がる器の使い方

 
実は今回の紅茶教室に合わせて、松下さんとTea Picnicを主宰するお菓子作家の綱島智華さんに、お菓子をご用意して頂きました。しっとりサクサクのスコーンにクロテッドクリームとイチゴソース、イチゴのタルト、メレンゲなど紅茶と一緒に頂くと本当に美味しくて!
 
当店でも販売中のラインのお皿や形シリーズの豆皿を使って頂いたのですが、この組み合わせも春らしくてとても素敵ですよね。普段はパスタにおすすめしているオーバルプレートですが、スイーツプレートにしてもおしゃれな盛り付けが出来ることを教えて頂きました。
 
グリーンのお皿に盛ると、イチゴの赤が際立ってまた素敵ですね。爽やかなコーディネートです。
 
形シリーズの豆皿セットは1枚1枚が違ったお花の形をしています。テーブルの上にいろんな花が咲いたようで、また華やかなティータイムとなりました。

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松下さん本日はありがとうございました。紅茶初心者の私でも、ポイントを押さえればこんなにも香り豊かな紅茶を淹れることが出来ると知って、とても嬉しくなりました。今までもティーバッグでも十分美味しいなと思って飲んでいましたが、茶葉で、ちゃんと淹れた時の香りがまた格別でした。
紅茶の淹れ方や特徴について伺って、もっと他の紅茶についても知りたくなりました。(今までアールグレイ一択だった私が、少し成長しましたね。)
 
今回特に感じたことが、紅茶を淹れる時って人間の五感がフル回転!だなと。
ウェルカムドリンクで頂いたティーソーダのシュワシュワの音、紅茶を注ぐときのコポコポという音、(聴覚)
可愛いポットや紅茶カップにテンションが上がり、紅茶葉産地の地図はとても勉強になりますし、お湯を注いだ後の紅茶の色や茶葉の動きを楽しみました。(視覚)
ガラスポットの中、お湯を注ぐ前と後の茶葉のそれぞれの香り、(嗅覚)
加工方法によって見た目も触り心地も異なる茶葉(触覚)
そして、全工程を経て最高のポテンシャルで頂く紅茶&お菓子の美味しいこと!(味覚)

自分にとってとても楽しい体験だったこともあってか、不思議とその日一日ずっと朗らかに過ごすことが出来ました。
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何か新しいことにチャレンジするって、本当ワクワクしますね!年齢を重ねて、新しい物事に二の足踏んだり、時間がないなと先送りにすることも多いのですが、思い切ってチャレンジすることは、未知の見聞が広がって楽しいものです。好きな事や興味があることなら尚更ですね。久しぶりに実感しました。きっかけをくれた友人にも感謝です。
皆さんも是非新しいこと、やってみたかったことにチャレンジしてみませんか?


本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

ヤナギ

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